ガイド
Hobbit は AI エージェントです
答えるだけではありません。あなたのチームを読み、ツールを使い、仕事を最後までやり切り、変更の前には必ず確認します。このページでは、Hobbit の中でのエージェントとワークフローの意味を説明します。
世の中の「サッカー AI」のほとんどは、次の二つのどちらかです。サッカーのプロンプトを着せたチャットボットか、テンプレート集です。Hobbit は三つ目、エージェントです。仕事を渡せば、必要なものを読みに行き、やるべきことをやり、あなたが決めるべきところでは手を止めて確認します。
エージェントはチャットボットではありません
チャットボットは話すだけです。「水曜は何を練習すればいい?」と聞いても、当たり障りのない答えが返ってくるだけです。水曜に練習があるのか、どのチームなのか、先週何をやったのか、何も分かっていないからです。
エージェントは動きます。同じ一言でも、Hobbit はまずカレンダーを読み(回答の上に「カレンダー · 3 件の予定」と表示されます)、水曜の U10 のセッションを見つけ、そのチームのプロフィールと先週の振り返りを読み、確認フォームを出して人数とグラウンドを確定し、プランを生成して水曜のマスにひも付けます。
違いはその間のステップです。目があり(あなたのデータを読む)、手があり(あなたのデータを変える)、境界があります(変える前に必ず聞く)。
1 回のやり取りで起きること
- 理解:これは質問か、タスクか、それとも覚えておくべき何気ない一言か。
- 考える:難しい問いでは先に考えます。回答の上に「N 秒考えました」と表示され、開くと思考の過程が見られます。
- 読む:事実が必要なときはツールを呼び、読み取りはすべて回答に跡を残します。
- 確認:データを変えるときは確認カードを出し、これから何をするかを正確に書きます。「確認」を押すまで何も起きず、「キャンセル」を押せば取り消されます。
- 実行して答える。
ツールの呼び出しはすべて見えます。何を見て、何を変えたかをいつでも把握できます。
読み取れるもの
| データ | 例 |
|---|---|
| カレンダー | 「今週は試合がいくつある?」 |
| 名簿 | 「U8 に左利きは何人いる?」 |
| セッションライブラリ(1 回分のプラン全体も読めます) | 「前回のパス練習の 3 つ目のブロックは何だった?」 |
| 試合記録 | 「今シーズンのホエールズとの戦績」 |
| 出欠 | 「今月サムは何回来た?」 |
| 振り返り | 「直近 3 回の振り返りで繰り返し出ていたのは何?」 |
| アップロードしたファイル | 「うちのカリキュラムの 3 週目は何をする?」 |
| チームプロフィールと記憶 | 「うちのチームの理念は?」 |
| 料金アカウントと収支 | 「更新の時期なのは誰」「今月の入金はいくら」 |
| ウェブ | ウェブ検索をオンにすると検索でき、貼り付けた URL も読みます |
できること
| 動作 | 例 | 補足 |
|---|---|---|
| 予定の追加、変更、削除 | 「毎週水曜 19 時にノースパークで練習、12 月まで」 | 毎週の繰り返し、場所、1 回ごとの費用 |
| 出欠を取る | 「今日はサムが免除、ほかは全員来た」 | 遅刻、免除、その回は全員分を引かない |
| 試合結果を記録する | 「土曜にホームでホエールズに 3 対 2 で勝った」 | 対戦相手、ホームかアウェイか、スコア |
| 保護者向けの事前案内を作る | 「金曜の練習の事前案内を書いて」 | プラン、理念、直近の練習を読みます |
| チームを作る | 「U9 のカブスを作って」 | |
| 覚えておく | 「覚えておいて、このチームは木曜はグラウンド半分だけ」 | チームの記憶に入ります。チームブレインで編集も削除もできます |
| セッションを丸ごと生成する | 「水曜の練習を組んで」 | まず確認フォームが出ます |
| 練習図を描く | 「フリーマン 2 人付きの 3v3 を描いて」 | 会話で修正できます |
データを変える操作は、どれも先にカードが出ます。あなたが知らないうちにチームに手を入れることはありません。
ワークフロー:仕事を丸ごと引き受ける
ツールは手段で、ワークフローが目的です。コーチが欲しいのは「カレンダーが読める」ことではなく、「来週水曜の練習を準備しておいてくれる」ことです。Hobbit ではそれがワークフローです。エージェントがいくつかのツールをつなぎ、最後までやり切り、あなたが決めるところでだけ止まります。
セッションを組む:「U8 の来週水曜の練習を組んで」。カレンダーを読み、その練習を見つけ、そのマスにまだプランがないことを確認します。セッション履歴を読んで直近 3 週間に何をやったか、今回はどこへ進めるかを把握します。直近の振り返りを読んで、前回見えた課題をこのセッションに引き継ぎます。確認フォームを出して人数、グラウンド、基準をチェックしてもらい、生成し、ライブラリに保存します。「水曜の練習にひも付けて」と言えばそのマスに掛かり、続けて保護者向けの事前案内も作れます。
練習日:セッションをひも付け、事前案内を出し、出欠を取り、1 分間の振り返りを話すと、レポートと次回の重点が自動で出てきます。このワークフローには専用の画面、コーチワークスペースがあります。その日の手順が順番に並び、まだやっていないことが一目で分かります。
試合日:スタメンの布陣を決め、試合前の事前案内を出し、結果と各選手の出場を記録し、振り返り、試合後のレポート、記憶の更新。これもワークスペースで行います。
募集とキャンプ:申し込みフォームを作り、リンクを共有すると、保護者はアカウントなしで入力でき、名簿はワンクリックでチームに取り込め、最初のセッションも生成できます。ポスター 1 枚から練習できるチームができるまで、間に手作業の転記はありません。
学期末:一人ひとりの実際の出欠と出場を読み、コメントを 1 人ずつ下書きし、修了証として印刷できます。肖像写真はチームカメラマンのものを使います。
料金:出欠を取るとセッション回数が引かれ、残りがしきい値を下回ると更新リストに載り、収支パネルが月ごと、チームごとに集計します。あなたがやることは一つだけ、出欠を取ることです。
ワークフローも、単体の操作と同じ境界を守ります。読み取りは記録に残り、変更は確認してからです。ワークフローが長いからといって、あなたに代わってもっと勝手に決めることはありません。
チャット欄だけにいるわけではありません
チャットは入口ですが、同じエージェントが Hobbit のあらゆる場所で、同じチームブレインを携えて働きます。
- セッション設計:枠組みを決め、ブロックごとに詰め、細部を書き、図を描きます。1 つのプランに数十回の推論が入っています。
- セッション基準:アップロードしたプランから構成を読み取ります。
- 練習図:一言や手描きのスケッチをベクター図にします。
- 事前案内とレポート:プラン、理念、振り返りを読み、保護者に向けて書きます。
- 音声振り返り:話した 1 分を 4 つのパートに整え、何回分もの振り返りからチームの記憶をまとめ上げます。
- 選手コメント:実際の出欠と出場を読み、コメントを下書きします。
- AI 名簿インポート:表計算シートやグループチャットのスクリーンショットから選手の項目を読み取ります。
- 執筆、デザイン、カメラマン:試合レポート、ポスター、肖像写真。
あなたがどのページにいても、そのページでそのステップを代わりにやります。
覚えること、覚えないこと
覚えているのはチームブレインです。プロフィール、名簿、カレンダー、セッション履歴、あなたが伝えたメモ、振り返りからまとめた記憶、アップロードしたファイル。これらは会話をまたいで残り、新しいチャットでも同じようにあなたのチームを分かっています。
チャットのすべてを勝手に記憶に変えることはしません。覚えさせたいときは「覚えておいて」と言えば、「このチームの AI 記憶に追加しますか?」と出るので確認します。詳しくは Hobbit の仕組み のチームブレインの節を見てください。
しないこと
- あなたの代わりに決めません:変更は必ず先に確認します。
- 勝手に動きません:頼んでいないセッションや事前案内を自分から生成することはありません。
- 誰にも連絡しません:保護者、選手、対戦相手に何も送りません。公開ページはあなたが共有するリンクです。
- お金を受け取りません:料金アカウントは記録を残すだけです。
- チーム名を推測しません:チーム名は解析の対象ではなく、年齢区分のフィールドが基準です。同じ名前のチームが複数あるときは推測せずに聞き返します。
上手な話しかけ方
- チーム名を言う:「イーグルス U10 のセッションを組んで」と言えば、まずイーグルス U10 を読みます。
- 条件を伝える:人数、グラウンド、時間、用具を一度に全部言えば、確認フォームを直す必要がありません。
- 制約を伝える:「マーカーは使わない」「2 タッチのプレーをやりたい」。チャットで決めたことは生成に引き継がれます。
- フィードバックを返す:「簡単すぎる」「5v5 にして」。1 つのブロックだけを直し、ほかはそのままにします。
- 見せる:ホワイトボードの写真、PDF のプラン、試合のスクリーンショットを、そのまま入力欄に入れます。
- 覚えてもらう:一度「覚えておいて」と言えば、もう繰り返さなくて大丈夫です。
どのモデルで動いているか
最先端のモデルを使い、セッションの生成では最も高い推論強度で動きます。そのモデルの上に、Hobbit は三つを足しています。DGC メソッド(すべてのセッションをどう設計するか)、チームブレイン(あなたのチームを知っている)、確認カード付きのツール(動けるが、決めるのはあなたです)。モデルは変わります。この三つは変わりません。
